スバルのにんげんぼくじょう（CS）

本当にヒロイン空気映画だったわこれ。（主人公もだけど）ヒロインの存在価値が、主人公を長野の山奥に連れていくだけだったからね。物語の最後の方で無理やりヒロインの目立つ場所を作っていたけど、正直いらなかった。

しかも、演技が棒だから見ててイライラするし。（こいこいがくぉいくぉいとしか聞こえないときは、この役者やる気あるのかよと思った）性格も性悪だったし。この監督と脚本は魅力的なヒロインというものが作れないのかよ。

なんだか、若者の等身大のキャラを作りましたとか言っていたけど、これは物語でフィクションなんだから、等身大にこだわる必要はないと思う。だいたい等身大ってなんだよ。自分で勝手に作り上げた理想を反映しているだけで、等身大て言えないんじゃね。

ついでに言うと、等身大って言っている割にはかけ離れたキャラが多い気がする。時かけの時も、千昭とこうすけみたいな高校生は少ないんじゃないの？今回のサマーウォーズでも主人公の健二は高校生の癖に世界でトップクラスのセキュリティを誇る仮想世界OZのセキュリティを突破できるし、決して等身大と言えるようなキャラクターではないはずだ。

なんというか、この監督が作るキャラクターや関係はアンバランスなんだよな。意図的に崩してるのかもしれないけど、崩し方が間違っていると思う。あほなキャラがいつまでたってもあほなままで成長が見られないのは人間ドラマにおいては致命的だと思う。

今回のサマーウォーズの話の部分が俺好みだった分すごく残念でした。


あ、別につまらなかったてわけじゃないからね。

エヴァ破≧サマーウォーズ＞＞＞＞時をかける少女

て感じですかね。多分BD買います。

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