スバルのにんげんぼくじょう（CS）

前半で投げなくて良かった。

前半は化物語シリーズの中で１番の糞っぷり（私としてはですが）。
前巻の羽川の語りがすっきりしてたぶん阿良々木くんの語りがうざったく感じたのが主な原因だと思います。
それにしてもアマゾンのレビューであった『おいしいと評判のカレー屋に行ったらカレーうどんしかおいてなくて、そのカレーうどんは美味しかったんだけど、やっぱりカレーが食べたかった。』というレビューが言い得て妙だなと感心しました。

さて内容の方ですが、ザックリと言うと『もし〇〇が〇〇になっていなかったら』という話です。タイムスリップして過去を変えていくことで居るはずがいなかったり、あの時選択された未来とはまだ違った未来を選び色々な人の運命が変わっていくという、SF的にはありふれた物語です。

まぁとりあえずなんだ。まさか、ヶ原さんも神原も千石も妹たちも出てこないとは思わなかったな。時系列的に猫物語白より前の物語になっているし、純粋な続きものでもなかったし。後半の展開は良かったけど、読んでいた展開だったし。総合的には猫物語白の方が面白かったかな。

でも最後のキスショットのシーンやキャラが好きだからこっちの方が好きですね。


最後に壮絶なネタバレをしてしまったけどまあいいか！
次巻はちょうどこの話の続きからスタートするそうです。猫物語白でなかなか出てこなかった阿良々木くんの勇姿がみられそうです。

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